2012年8月20日月曜日

6月ごろに航空会社のスカイマークの「サービスコンセプト」が
話題になりました。
荷物の収納の手伝いはしません。客室乗務員に丁寧な言葉遣いは
義務付けておりません。機内での苦情は一切受け付けません。
といった斬新なもので、私などはぜひ一度乗ってみたいと思った
ものです。

「そこのおじさん、ぼやぼやしないで。さっさと座る!」
とか言われるのかな、などと想像するとわくわくします。

今回のフライトで席に着いたら「サービスコンセプト」の紙が
貼ってあって、「丁寧な言葉遣いはしません」とか書いてあれば
面白いところですが、ありませんでしたね、やっぱり。

そこで担当の客室乗務員のNさんに言ってみました。
「わがままを言ってわるいけど私を呼ぶときは<様>じゃなくて
<さん>付けでお願いできませんか。偉い人も乗るだろうけど、
私なんか慣れてないから」

顧客の期待値を下げておく、というのも一つのサービスのあり方
だと思います。
あまり期待していなかったのに、いいことがあったりすると、
なんだか得をしたような気分になります。
あらかじめ期待を膨らませ過ぎていると、まずまずのサービス
内容でも「なーんだ」ということになりかねません。

さてNさんはなんと返事をしてくれたでしょうか。
1.ご希望でしたら、そのようにさせていただきます。
2.JALの「サービスコンセプト」に従わなくてはならないので、ご容赦ください。
3.またご冗談を。本気にしてしまいますよ。
4.その他(                    )

長くなったので続きは次回にします。

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