2011年6月3日金曜日

エーゲ海で泳いだら



イドラ島を選んだ理由のひとつが、水の澄んだ美しいビーチが
いくつかあること。念願のエーゲ海での海水浴を楽しんできました。
モーターボートの海上タクシーで行くこともできますが、
一番近いマンドラキまでなら歩いて30分ほどです。
海沿いの道を歩くのは、なんて気持ちのよいことでしょう。
車やバイクに行き会わないので、澄んだ空気がごちそうです。
ゆるやかなカーブをまわるたびに景色が移り変わります。

この島は私が知っているどこの場所よりも、手入れが行き届いていて清潔です。
オモテだけこぎれいに見せている観光地とはちがいます。
住んでいる人たちが、この島をどんなに大切に思っているかが
わかるような気がします。

そんなことを考えながら歩いていると、もうビーチが見えてきました。
よく見ると奥のビーチは塀で囲まれています。
近づくと「ホテルミラマーレのビーチ」という看板が。
プライベートビーチだろうがなんだろうが、ここまで来たら
入るしかありません。入り口をくぐって、とっとと浜まで行き、
ビーチチェアを確保。

浜辺には先客が十数名。思い思いにくつろいでおられますが、
海に入る方はほとんどいません。
入っても1分足らずであがってきます。

海水の温度が上昇する午後をねらってやってきたのですが、
季節的にまだなのかなと思いつつ、ビールを運んできてくれた
格好いいビーチボーイにチップをはずんで、写真を撮ってほしいと
頼みました。デッキチェアで一枚、泳いでいるところも一枚、
エーゲ海で泳いだという実績づくりの涙ぐましさ。

デッキチェアの写真をここにアップつもりでしたが、
おどろくほどお腹がでていてブザマすぎました。
水温はぜんぜんオッケー。
このビーチにいるだれよりも長く海水につかっていました。

テーブルの上にカメラをおいて撮影したビデオです。


ほとんど潮風のにおいがしないは凪いでいるからでしょう。
それにしても、海なのに浜辺にさざ波すら寄せてこないのはなぜ?
一瞬のことではありません。3時間ずっとです。
(ビデオにはモーターボートが立てた波が映っています)
内海だから? 瀬戸内の海育ちですが、こんな海は初めて見ました。
水のしょっぱさも何だか薄いような。
世界は広いなあ、と実感した一日でした。

1 件のコメント:

株の入門 さんのコメント...

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!