2008年11月29日土曜日

旧EKO見学中・後編



冷間圧延工場を見学したあと、やはり私たちが建設した電気室、コンピュータ室の建屋に向かった。
コンピュータ室で、またもなつかしい顔に再会。当時は電気工学の大学院生だったアンドレアス・ポロックは研修のためにプラントに派遣されていた。いまでは冷間圧延工場の電気の責任者だという。
数年前の改修にあたっては、制御システムを独力でプログラムを組んで改善したとのこと。


左は取材に来た地元紙の記者ヤネット・ナイザーさん、右は当時契約をまとめる責任者だったクラウス・プフレーギング氏。






電気室の床板のいずれかの裏側に私の落書きが残っているはず。

このあと、どこを見たいかとたずねられたので、新鋭の熱間圧延工場を見せてほしいとたのんだ。
現在このコンビナートの主力である熱間圧延工場まで、車で移動。
ドアをくぐるごとに開錠と施錠をくり返すものものしさだったが、幸いビデオ撮影を許可してもらった。
一番上の動画がそれ。
500mに渡って熱い鋼板が流れていく様は壮観だ。動画はかなり省略して縮めてある。
数人の作業員で操作をしている様子を目にすると、多くの人たちがリストラされてしまったことが
いやでも理解させられた。

0 件のコメント: