2010年7月13日火曜日

飛行機好き

 母の四十九日で里帰りしました。新盆は弟にまかせることにして、とりあえず私はお役御免。様子見のための毎月の里帰りがなくなって、ちょっとさみしいのは、不謹慎かもしれませんが、もう当分飛行機に乗ることがないことです。

 マイルがたまったので特典航空券で、ゴールデンウィークにドイツ・チェコに出かけたのも含めれば、今年の搭乗回数は18回で、これ以上伸びないかな。子どものころからの飛行機好きで、学生時分は帰省するのに直行便に乗らないで、大阪、福岡などを経由して帰るなどという馬鹿なこともやっていました。

 2年ぶりのフランクフルト往復では、行きの便のキャビンアテンダント(CA)さんがなかなかよい印象でした。たまたま通りかかったCAさんに「いまどのへん飛んでるのかな」と聞くと、「シベリア上空だと思いますが、ただいま機長に確認してまいります」。わざわざ調べに行ってくれたうえ、地図帳をもってきて詳しく説明してくれました。窓の下になかば凍った湖が見えたので「あれがこの○○湖かな。絶景だけど、住みたくはないよね」とか、ヒマにあかせてつまらない無駄話をしても、いやがらずにつきあってくれます。

 食事のあと「調理を担当した○○です。お肉の焼き加減はいかがでしたか」と声をかけてくれたので、「○○さんなの! だったら食べる前に教えてほしかったな。こんな美人が作ってくれたと知ってたら、もっと味わって食べたのに」と、どうしようもないオヤジぶりを発揮しても、「んなこといっても、何もでないよ、お客さん」と返さないのがさすがです。

 お腹のところで両手をかさねて「おそれいります」お辞儀をする姿のなんと優雅なこと。私なんか生まれてから一度も使ったありませんよ、「おそれいります」なんて言葉。勉強になりました。

 JAL応援してます。がんばってね。

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